【Java】Javaのサポート有償化について、感じたこと、企業の動向予測
どうも、以下の記事を見て、Javaのサポートが有償化になるということを知りました。
なので、個人的に思ったことを今回は載せようと思います。
※2018年4月現在
※あくまでも動向予測
Javaのマイナーアップデート等の有償化
どうやら、Java11以降に関しては、無償サポートが受けられず、
有償の契約をして、初めてサポートが受けられるということになるみたいです。
ここでいうサポートとは、Javaのアップデートを受け取ること。
アップデートをすることによって、Javaの脆弱性(etc…)対策されたマイナーバージョンが使えます。
それが、有償化ということは、これから新規プロジェクトを立ち上げる会社などでは
最新のバージョンを使うことになる(ところが多い)と思うので
予算取りなどが厳しくなっていくのかなと思ってます。
バージョンアップのサポート受けたい場合は、
サポート受ける分のお金がかかるのですから、当然ではあります。
特に個人情報を扱うところなんて、セキュリティ周りを気にする必要があるので、
予算の面は一番苦しくなるところではないでしょうか。
既にシステムを構築済みの企業の動向予測
おそらく今の段階でも、古いバージョン・・・・
つまりはサポートが既に終了しているバージョンを
使っているところは多いのではないでしょうか?
そういう企業にとっては、新規プロジェクトを立ち上げないかぎり、
このサポート有償化に影響するというところはあまりないのではと思ってます。
システムのリプレイスや、言語のアップデートによるコスト
現在、サポートを終了しているJ(マイナーバージョンを含めた)のバージョンで
稼働しているシステムがどのくらいあるかというのは、正直把握できないところではあります。
※一回アンケートとってみたいですね。100社に聞いてみました的な・・・
古いバージョンを使い続けている日本企業は少なくてもあります。
何故なら、バージョンをあげたことによる、影響調査、あった場合のリプレイス作業
もしお客様へ展開していたら、お客様への周知。
途方もないコストが間違いなくかかります。
※バージョンが上がってもなくなるメソッドとかはないでしょうが・・・
現時点において問題がない場合は、コストはかけられないという企業も多いのではないでしょうか?
リプレイスによって、企業が赤字にな理、収益が見込めないのなら、
おそらくリプレイスの判断はしないと思います。
IBM JDK8を使うという選択肢
以下の記事で気になる内容を見つけました。
おお、Java8と完全互換がある、IBM Java8なら2022年までサポートしてくれているという
お話が出ていますね。
リプレイスの観点で考えると、手は出せませんが、
現時点の段階であれば、新規プロジェクトを始める場合は、
IBMJava8を使うという手段もありじゃないかと思ってます。
結論:既存システムが出来上がっている企業に関しては、おそらく影響はない。ただし、例外はある
旧バージョンを使い、既存システムが出来上がって、パッケージ販売や、
Webで展開している企業に関してはおそらく大きな影響はないと思ってます。
ただ、常に最新のバージョンを使わなくてはいけない制約があるシステムに関しては
恐らく、必ずリプレイスの作業が発生するのではないかなと思います。
これに関してはまた別記事で書こうかなと思います。
2018年5月1日記事を更新しました
Mr.Javaラーと呼ばれた僕としても、これからの動向をしっかり見ていこうと思います。
今回は以上です!
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