【Visual Studio Code】Visual Studio CodeでJava開発〜Java開発環境を構築する。〜
Visual Studio Code(VSCode)の構築続きです。
はじめに
今回はJava言語の基本的な開発環境を構築時にやったことを載せます。
尚、前回の記事は以下になります。
今回の目的はコンソール上で、「Hello Java」を表示させることとします。
みんな大好き、Hello world先生です。
インストール環境
OS:Mac OS Mojave(10.14.6)
メモリ:8GB
インストール済みのJDK:jdk1.80_111
※すでにMac用のJDKをインストール済みの状態で始めてます。
Mac用のJDKに関してはコチラ
VSCodeを起動後、Java関連の拡張パックを各種入れることが必要。
Java言語での開発のために、入れておいた方が良い、プラグインをご紹介します。
「Java Extension Pack」
基本的なJava言語開発を行うためのプラグインのセットになります。
内容に関しては以下の通りです。
1.Language Support for Java™ by Red Hat
- 1-1.コードナビゲーション(コード補完)…文字入力時に予測文字の候補の表示ができる機能。
- 1-2.リファクタリング…関数や変数の名前を変更する際、呼び出し部(または宣言部)の名前を自動的に変更してくれる)
- 1-3.オートコンプリート機能…入力した文字にひもづく名前などが自動で入力できる機能
- 他…
- 2-1.デバッグ機能
- 3-1.JUnitやTestNGを使用する時に必要なプラグイン
- 4-1.名前の通りで「Mavenプロジェクト」を作った際に、必要になる機能
- 5-1.Java言語での開発時に、クラスを参照したり、参照ライブラリを表示したりできる優れもの
- 6-1.AI支援機能・・・簡単にいうと(間違ってなければ)、文字入力時に、自動補完機能が働きますが、
その中でよく使われるものをリストの上部に表示します。
VSCodeにJavaの開発環境の設定
Visual Studio Coode(VSCode)を起動し、必要なプラグインをインストールする。
1.インストールしたVisual Studio codeを起動します。
2.起動後、左ペインの四角が四つ並んだアイコンをクリックします。
3.左側にEXTENSION MARKETPLACEが表示されるのでテキストボックスに
「Java Extension Pack」と入力する。
4.Java Extension Packが表示(①)されるので選択をし、Install(②)をクリックする。
5.Unisntallに文字が変わればインストールが完了できています。
JavaHomeを設定する。
1.左下の歯車マークをクリック後、表示される「設定」の文字をクリックする。(ショートカットキーは「⌘+,」)
2.右上にテキストボックスが表示されるので、「Javahome」と入力する。
3.右側に「Java:Home」と表示されるので、その項目の「setting.jsonで編集」をクリックする。
4.setting.jsが開くので、以下の文字を「{}」に入力して、保存する。
"java.home": "jdkをインストールしたフォルダ"
例:"/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_111.jdk/Contents/Home"
5.Visual Studio Codeから再起動を促されるので、再起動を行う。(Restrat Nowボタンをクリックする。)
6.再起動が終わったらOKです。
Javaのプロジェクトを作成するまでの手順
Java専用の開発ワークスペースを作る。
1.ようこそ画面で「ワークスペースフォルダーを追加…」をクリックする。
2.フォルダを選択するウィンドウが開くので、ワークスペースを作りたいフォルダに移動する。
3.フォルダの新規作成ボタンをクリックする。
4.ワークスペースにしたいフォルダ名を入力し、「作成」ボタンをクリックする。
5.「追加」ボタンをクリックする。
6.完成しました。
Javaプロジェクトの作成
1.左下の歯車マーク(設定)をクリックしコマンドパレットをクリックする。(ショートカットキー:shift+control+p)
2.上のテキストボックスに「Java:Create java Project」と入力してEnterキーを押す。
3.先程作成したワークスペースの中が表示されていることを確認し、「select the location」をクリックする。
4.Javaプロジェクト名の入力を促されるので、名前を入れてEnterキーを押す。
5.新しく、ウィンドウが開き、そこにJavaプロジェクトが作成されていることを確認する。
いよいよ実行
Javaプログラムを実行してみる
Visual Studio Codeの機能を使って、Javaプロジェクトを作成すると、
予め、Hello Javaのコードが入っております。
なので、そのまま実行してみようと思います。
1.実行したい関数を右クリックし、「Run」をクリックする。
2.実行結果
はい、表示されましたね。
ここまででとりあえずJavaのプロジェクト作成は完了です。
デバッグ機能を使いたい場合
1.処理を止めたい場所にて、行数の左側をクリックする。
(赤丸が表示される。)
2.デバッグを実行したい関数で、右クリックし、「Debug」をクリックする。
3.ブレークポイントで指定した場所で処理が止まり、変数の中身などが確認できる。
4.再開したい場合は、上の横三角をクリックして、再開してください。
気になったこと
今回、手動でコンパイルの作業をせず、すぐに実行できましたが、
自動でコンパイルする設定がどこかにあるのでしょうか・・・ちょっと探してみます。
まとめ
eclipseプレイヤーの僕にとっては、最初はとっつき辛かったですが、
慣れたら、少し使いやすさすら感じました。
ですが、Webアプリケーションを作る場合等でまた引っかかると思うので
その時はまた記事を上げます。
今回は以上!!
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